本記事のポイント
- JALでは2021年4月1日より国際線仕様航空機の国内線への導入が拡大されるようです
- ビジネスクラスシートをクラスJの価格で利用できる機会が増えます
- ビジネスクラス体験をお得にできるオススメ路線を紹介します
ビジネスクラスシートの概要
- 今回国内線への導入が拡がる機材は、「ボーイング777-200」です。
- ビジネスクラス仕様(JAL SKY SUITE Ⅲ)のクラスJ座席は26席あります。
- フルフラット化が可能で、全席から通路アクセスが可能な仕様となっています。
「ビジネスクラス」はクラスJ、「エコノミークラス」は普通席となります
JALの最新型シートのひとつ「JAL SKY SUITE Ⅲ」です
フルフラットベットとしてゆっくり休むことができます
全席通路からアクセスが可能です
クラスJの座席指定時には以下のような画面となります
(公式HPより一部引用)
- 国際線仕様機材は、羽田-福岡、羽田-新千歳などの一部路線で以前から運行されていました。
- 2021年4月1日からは、羽田-那覇 路線にも導入される予定です。(記事執筆時点)
- 羽田-那覇のように国内線の中で比較的長距離となる旅程でビジネスクラスシートを利用できると嬉しいですね。
オススメの路線
- 2021年春休み期間中のオススメ路線を見ていきます。
- 今回ご紹介している、JAL SKY SUITE Ⅲに搭乗可能な路線を対象としています。
- 価格は、4月1日を搭乗日、「JALビジネスきっぷ」運賃、で記載しています。
- 価格や画像は記事執筆時のもので、今後変動する可能性があります。
- 羽田-那覇 (片道:42,860円)
- 羽田-札幌 (片道:34,460円)
- 羽田-福岡 (片道:36,150円)
羽田-那覇
- 羽田-那覇 は比較的搭乗時間が長いため、ビジネスクラスシートを満喫するうえでオススメの路線です。
- 羽田-那覇 では、国際線仕様として1日4便設定されています。(記事執筆時)
- 対象は、画像の赤枠「国際線仕様機材」となっている便です。
- JALビジネスきっぷ運賃は42,860円となっています。
- 他の便では「特便割引」といったより安い運賃に空きがありますが、国際線仕様機材ではそうした割引運賃の設定がなさそうです。(少なくとも、4月1日から2週間調べましたが全ての日程で「特便割引」に空きはありませんでした)
- ちなみに、マイルを利用した特典航空券の空席状況も調べました。
- 結果、「国際線仕様機材」は特典航空券枠での空席はありませんでした。
- 羽田‐那覇線での国際線仕様機材は、現在のところ特典航空券での予約を開放していない可能性があります。
- こちらも記事執筆時の状況ですので、今後状況は変わってくる可能性はあります。
赤枠が「国際線仕様機材」です
羽田-札幌新千歳
- 羽田-札幌新千歳線は比較的短時間の搭乗ですが、価格が安いのが魅力です。
- 通常は1日5便設定されるようですが、4月1日時点では2便は欠航で、残り3便のみ利用可能です。
- ちなみに、特典航空券はクラスJについては全て満席の状況のため、有償航空券でしか利用できない状況です。
羽田-福岡
- 羽田-福岡線は、国際線仕様機材が1日4便運航しています。
- JALビジネスきっぷ運賃は36,150円となっています。
- 羽田-那覇線と同じく、「特便割引」では全て満席となっています。
- 国際線仕様機材では特便割引運賃の設定がない可能性があります。
- 特典航空券の空席状況ですが、4月4日JAL305便のみ空席がありました。
- 羽田-福岡線では、空席に余裕があればマイルを利用してビジネスクラスシートを体験することができそうです。
- 但し、特典航空券の枠は他の便に比較して少ない可能性があります。
搭乗に際しての注意事項
- JAL国内線で国際線仕様のビジネスクラスシートを体験するにあたり注意事項があります。
ココに注意
- シートは「国際線」だが、サービスは「国内線」
- 機内エンターテイメントは利用できない可能性
- 急な機材変更で「国内線仕様」になる可能性
- JALでは、エアバスA350導入路線で機内エンターテイメントを利用できます。
- 今回ご紹介した国際線仕様機材でも個人ディスプレイが搭載されていますが、同じように機内エンターテイメントを利用できるかJALに確認してみました。
- 結果は、「できない」可能性が高いという回答でした。
- また、機内Wifiも利用できない可能性が高いと併せて回答がありました。
- WEB上では一部の機材では国内線用のエンターテイメントが利用できたとの声もあるため、真偽のほどはわかりません。
- 実際に搭乗した際に、機内エンターテイメントなど利用可能かレポートしたいと思います。
おわりに
本記事ではJAL国内線で国際線のビジネスクラスシートを利用できるオススメ路線をご紹介しました。
今回ご紹介した羽田-那覇線や羽田ー福岡線などでは、
エアバス社のA350が運航されており、
個人ディスプレイで機内エンターテイメントを利用することができます。
今後は、ビジネスクラスシートの快適さを取るか、機内エンターテイメントをとるか等、
快適に旅行をするうえでの選択肢が増え、機材選択がより楽しみになります。
特に、2021年4月1日から羽田-那覇に国際線仕様機材が導入されることは、個人的には嬉しいニュースでした。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。